山樹庵の那須ガイド 

那須の自然や文化をテーマに、山樹庵・西原 寛が10年かけて撮影した写真を元に

那須の歩き方ガイドページを作成しました。

一部、那須エリア以外の写真もありますが、皆様のご旅行の参考になれば幸いでございます。

場所ごとに分類しましたが、より詳しくお知りになりたい方はメールにてお問い合わせください。

時間の許す限りご返事いたします。

 

ぜひ、那須を歩いてみてください。大自然を感じられます。

 

 

お車での通り道の、ピンポイントのおすすめの場所です。

あちこち見たくてあまり時間がないという方にもおすすめの場所があります。

 

 

 

 

 

 

 

那須連山。茶臼岳(1915m)、朝日岳(1896m)、三本槍岳(1917m)、南月山(1776m)、黒尾谷岳(1589m)で、那須五峰とも言います。どこからでもほぼ見えます。麓ではゴールデンウィーク前から芽吹きが始まり、5月10日頃に山樹庵は新緑で包まれます。そして少しずつ新緑は山へむかい、5月下旬から6月中旬は那須連山が若草色で覆い尽くされます。どの山へ分け入っても最高の季節。青い空と残雪、そして新緑。紅葉以外にも山の魅力が尽きません。 地図上で那須連山は、グリーンのピンで表記しています。

 

 

ここで紹介している場所は下の地図でご確認いただけます。

近い所や行きたい所と組み合わせてお使いください。

 

 

2012年08月31日(金) 山樹庵の那須ガイド

那須甲子道路(旧ボルケーノハイウェイ)  

無料化になった際に、ボルケーノハイウェイから那須甲子道路(なすかしどうろ)に名称が変わりました。 那須甲子道路の、大丸温泉展望台から北温泉入口、八幡経由マウントジーンズまでの区間での撮影です。

八幡付近では、5月中下旬のツツジが有名です。吊り橋や木道があり整備されたエリアでの散策に多くの方たちが訪れます。満開のつつじを見たく路駐が目立ちます、くれぐれもマナーを守ってください。

紅葉写真は平成の森を少し過ぎたあたり、車を止め道路から思いつくままに撮りました。また、橋の上から紅葉越しに川を撮影したところ、すぐに数台の車が止まり、同じアングルで撮影するおじ様たちが数名。 夕陽に染まる朝日岳はとてもきれいです。

「駒止の滝」から北温泉に向かって少し下ったところから見た八溝山系。

当時は「駒止の滝」には展望台はなく、知る人ぞ知ると言った滝で写真に撮るため急斜面を分け入る必要がありました。この日は冬の朝10時すぎ。その急斜面から少しだけ見ることができる山々の景色で淡い色がとてもきれいな日でした。だんだんと陽が昇るにつれ、色が刻々と変わって行く様がとても美しいです。

山樹庵からお車で、八幡まで約15分。八幡から駒止の滝まで約9分。

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茶臼岳 

茶臼岳の車で行ける終点「峠の茶屋」から、いろいろな高山植物や、景色を楽しむことができます。

 

「峠の茶屋」より登山道に入り、「峰の茶屋」から朝日岳に向かう途中、登山道脇に高山植物の群生があります。

登山道に入り約20分歩くと樹林帯を抜けます。左に茶臼岳、右に鬼面山から朝日岳を見ることができます。ナナカマドの赤・ダケカンバの黄の紅葉風景。

「峠の茶屋」より登山道に入り、 「峰の茶屋」から「隠居倉」を望む。

 

「峠の茶屋」より登山道に入り「峰の茶屋」を左に「牛ヶ首」分岐方向に向かう。写真左は右手下方に見える白く地面むき出しの「姥が平」と、その先の「ぼんでん岩」。写真右は以前はここより下り「姥が平」に向かうことができた危険なルート。はいまつ林を抜け、りんどうの群生にも出会えました。

「牛ヶ首」分岐より「姥が平」に下る途中の茶臼岳一番人気の紅葉ポイントです。

最後に「峠の茶屋」展望台からの日の出。

山樹庵より、お車で約25分。

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ホテルエピナール屋上の展望台より 

ある秋のとても良い天気、山に行くだけの時間はないし・・・思いついたのがホテルエピナール那須の屋上・展望台。カメラだけ持って往復1時間で山との出会いをいたしました。

 

山樹庵より、お車で約18分

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深山湖(ダム湖)の秋 

那珂川の最上部に位置しますダム湖で、深山湖の奥はブナなど手つかずの自然豊かな源流域となります。このダム湖の上流源流では、ゴールデンウィーク明けから9月上旬まで釣りができ、少し前まで「尺もの」が出たそうです。

 

 

 

山樹庵より、お車で約50分 (県道266号と369号)

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旧青木那須別邸

 国指定重要文化財

 

ドイツの建築様式で建てられた旧青木那須別邸の辺りには、春はポピー、夏はひまわり、秋はコスモスが一面に咲きます。猫足のバスタブ、芦野石で作ったペチカ(輻射熱の蓄熱暖房)などレトロな雰囲気を楽しめます。 庭に放った鹿の狩猟あとには、ヨーロッパ貴族の遊びを那須に持ち込む青木周蔵が伺えます。

山樹庵より、お車で約35分(那須街道を下り、県道30号から板室街道へ)

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旧青木那須別邸ページへ

芦野城址の桜と那須歴史探訪館 

春、4月中旬に桜が満開。那須歴史探訪館の裏手にある山、芦野城址で本丸跡の山全体が「ソメイヨシノ」。満開の時、土・日曜を避けると出会う人もまばらでゆっくりと散策したり、桜を愛でることができます。

写真左下は芦野城址本丸あたりから見た那須連山です。麓は桜が咲き始めている頃、山頂の雪が溶け始めています。写真右は岩観音の桜と菜の花。芦野の詳細はこちらからご覧下さい。散策ルートもありますので、ゆっくり回ってみてはいかがでしょうか。

上の写真は、世界的に有名な建築家・隈 研吾氏の設計による「那須歴史探訪館 NASU HISTORY MUSEUM那須町」。ここは古い史跡や文化財が多く残っております。那須町の歴史を原始時代から近現代まで概観できる施設であり、当館では、これらに関する古文書の収集・整理や文化財の保護を行っています。展示の特徴「道」とは、東山道・奥州道中・原街道の三つの古道であり、那須町の歴史はその道の変遷とともに発展しました。「東山道」は、日本でも最古の道の一つで、古墳時代から奈良・平安時代にかけ、都と地方を結ぶ重要な道路でした。旧黒羽町から当町に入り、稲沢・伊王野・美野沢を経て「白河の関」へと抜けます。「奥州道中」は、那須塩原市の寺子から当町に入り夫婦石や芦野の宿を経て、境の明神峠に出て白河へ抜けます。江戸時代に参勤交代の制度ができ、多くの大名行列が芦野の宿を利用し、通過しました。本陣や脇本陣のほか庶民の旅籠なども数十件あり、今では想像できないほどにぎわっていました。「原街道」は現在の国道4号線に重複する道路で、会津藩が江戸時代の初期に米や、その他の物資を江戸へ搬送する為に開通した道です。那須町にはそのための問屋が夕狩や逃室・小島・高久の各宿におかれました。

 

山樹庵より、お車で約50分(那須街道をまっすぐ下り、県道294号を左です)

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芦野のガイドブックへ  那須歴史探訪館ページへ

沼ッ原湿原 

沼ッ原湿原は、那須連山の日の出平(1,786m)と南端白笠山(1,719m)、その西にある西ボッチ(1,410m)との間にある標高1,230m、東西250m、南北500mの亜高山の湿原です。昭和49年に湿原の南端に沼原調整池が完成し、大型バスで行くこともできるようになりました。植物は約230種確認されています。

春、カタクリ・ザゼンソウに始まりハルリンドウ・ズミなどの開花が見られます。 湿原の西側にはズミ(別名コリンゴ:小林檎,コナシ:小梨 とも言いバラ科リンゴ属の1種でリンゴに近縁な野生種である)の木々が群生し5月末から新枝の先端に白い花がいっせいに開花します。この時期は空気が乾燥し山々をはっきりと見ることができます。

 

夏、ニッコウキスゲ・コバイケイソウ・ノハナショウブ・アカバナシモツケ・タムラソウ・エゾリンドウ等の開花が見事です。四季を通じて楽しめますが、ニッコウキスゲが湿原一面に咲き誇る7月上旬から中旬にかけてが特に見頃になります。 昭和天皇が、この湿原をお気に入りになり、何度も足をお運びになられたところして知られ、最近では皇太子殿下ご夫妻も訪れておられます。

 

秋、リンドウ・サワギキョウ・トリカブトなどの花、そしてススキが色づきはじめ10月に入りますと草紅葉が見られます。

 

冬、写真は沼ッ原湿原から見た南月山の冬景色です。11月下旬頃から積雪による道路閉鎖となりますが、クロカンやスノーシューの跡が雪面に見られ自然の中を楽しむ方もいます。

この辺りにはツキノワグマ、ニホンザルなどの哺乳類、オオジシギ、カッコウなどの多くの鳥類、そして水辺にはクロサンショウウオ、モリアオガエルなどの両生類が棲んでいます。昆虫類は、平地でも普通に見られるものから山地に生息するものまで数多く見られ、特に、多くの人が関心を持つチョウの仲間では、クジャクの羽根のような模様のあるクジャクチョウやふわふわと飛び回る大型で美しいアサギマダラなどを目にすることができます。

 山樹庵より、お車で約55分

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日光国立公園那須平成の森 

那須御用邸の一部を国民が自然とふれあえる場として、平成23年5月22日に開園しました。 手つかずの自然を守るため駐車場スペースを広くせず、一度に多くの方々の訪問を規制しています。豊かな自然、それは宝でもあると私も思います。行き過ぎたことが無いようそっと静かに見守っていきたいものです。 多くの動植物が生息し、モニタリング調査も実施しています。また、ガイドウォークなど様々なプログラムを実施していますので、ぜひ那須の思い出に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。大自然の中ですので、服装や、持ち物など、詳しくはこちらからご確認ください。 冬、白一色の世界。スノーシューでの散策も自然と触れ合える時間。 忙しさを忘れゆっくりと一歩ずつ自然の中に。

平成の森の秋

 

近くに駒止の滝もあります。
那須平成の森フィールドセンターの敷地内を散策し、駒止の滝まで徒歩で往復約1時間・片道1200m(1.2㎞)です。

 
くわしい地図はこちらから。

 

山樹庵より、お車で約20分(那須街道を山方面へ)

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日光国立公園那須平成の森フィールドセンターのページへ

黒羽 東山道の宿場町(黒羽芭蕉の館)  

山があり、清流が流れ、季節の花が咲きそろうこの山紫水明の地・黒羽で、芭蕉は門弟らの人情の機微に触れながら、14日間にわたって逗留した。これは「おくのほそ道」の旅における一箇所の逗留期間としては最長である。

6月のアジサイはとても風情があります。

 

山樹庵より、お車で約1時間4分

より大きな地図で 黒羽芭蕉の館 を表示

 

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